彩の森ときがわ

ご挨拶


 
代表理事 田中 進

 ときがわ町は、奥秩父山系を背にした自然豊かな町で、古くから森林との繋がりが強い地域であり、”木”に携わる産業(林業・製材業・木工業・建築業)が町の主要産業となっています。また、古来から歴史と伝統ある木工建具の里として栄えてきました。
今を去る1300年前、現存する天台宗都幾山慈光寺の建立に参加した全国の工匠が同寺院完工後にこの地に土着し、技術を伝えたのが産地の始まりであり、県内最古の伝統を引き継いでます。
 一方近年では、木材の寸法安定性の向上、強度性能の向上の観点から人工乾燥木材(KD材)が必要不可欠であるため、当組合に人工乾燥施設を設置することにより、KD材の安定供給を可能にすることに成功しました。
従来からの天然乾燥材の供給も大切にしているため、お客様の様々なニーズに答えることのできるような体制を整えております。木材供給の他にも立木伐採や植林と言った”山の仕事”にも従事しており、川上からの資材供給情報発進の拠点となるべく組合運営を行っております。